「波紋」の意味と使い方・例文・主な表現・言い換え表現は?現役記者がサクッとわかりやすく解説!
「その企業の大規模なリストラは社員のみならず取引先にも波紋を広げることとなった」
「優勝候補と目されていた選手の辞退に波紋が広がっている」
「深夜稽古の常態化を重く見た労働省は、主要劇場での抜き打ち査察を行い、全国に波紋が広げた」
「その事実が大々的に報道されたことがきっかけで全国に波紋が広がった」
「波紋が広がる」の言い換え表現は?
また、上記の例文「その企業の大規模なリストラは社員のみならず取引先にも波紋を広げることとなった」であれば以下のように言い換えることができます。
「その企業の大規模なリストラは社員のみならず取引先にも影響を広げることとなった」
「その企業の大規模なリストラは社員のみならず取引先にも波及させることとなった」
「その企業の大規模なリストラは社員のみならず取引先にも飛び火させることとなった」
「その企業の大規模なリストラは社員のみならず取引先にも波紋を起こした」
最後の例文にあるように、「波紋を広げる」と同等の表現として「波紋を起こす」があります。ただし、「波紋が広がる」を言い換えて「波紋が起きる」とはできないので、使い方には気をつけましょう。
「波紋を呼ぶ」の意味と使い方は?
「波紋を呼ぶ」は「周囲を動揺させる」ことを表し、たとえば以下のように用います。
「これまでの定説を覆すことになる新たな事実が発見され波紋を呼んでいる」
「市がその条例改正を検討しているという事実は、業界全体に大きな波紋を呼んだ」
「重要会議にも参加していた人物による告発は内外に波紋を呼んだ」
「これが新聞に掲載されたり、インターネットで世界中に広まるなど波紋を呼んだ」
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