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「誇示」の意味と使い方・例文・「示威」「顕示」との違いは?現役記者がサクッと解説!

「誇示」(読み方:「こじ」)という言葉は、「羽振りの良さを誇示する」「誇示的消費」などの形で用いられています。

ここでは、この言葉には具体的にどのような意味があるのか、「誇示」の基本的な意味と使い方、また「示威」「顕示」という語と比較してそれぞれの違いについて、科学・技術系記事の執筆を中心に活躍する筆者が解説していきます。

「誇示」の意味と使い方・例文・「示威」との違い

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それでは、始めに「誇示」の意味と使い方、また「顕示」との違いを説明していきます。

「誇示」の意味は?

まず、「誇示」には「誇らしげに見せびらかすこと」という意味があり、自慢げに何かを他人に示すことを表します。

また、「誇示」は、「誇る、自慢する」を意味する「誇」と「示す、教える」を意味する「示」から構成され、「誇」が「示」を修飾する形で成り立っている熟語です。

「誇示」の使い方は?

次に、「誇示」の使い方を例文を使って見ていきましょう。

この言葉は、たとえば以下のように用いることができます。

「彼は人気ブランドの高級腕時計を身に付け高級車を乗り回し、羽振りの良さを誇示していた」

「彼女は体のラインを強調するファッションで自身の美貌を誇示した」

「今までばかにされていた反動か、彼は友人達の前で受賞作品を誇示していた」

「彼自身は全くそれを誇示しないが、実は剣道六段らしい」

「彼は起業家として成功したが、聞くところによると今では高級住宅地にある豪邸や高級車だけでなく国内外に別荘も所有しているという。きっとこれは誇示的消費の一例といっていいだろう」

「彼は、社内の評判は必ずしも良くなかったが、それは自分の実績を自分で誇示し過ぎるところがあったからだった」

「ネコは最も大きな声を出すことで、自分の存在を誇示する」

「彼は何かにつけて自分の武勇を誇示したがる」

「山門には傷ついた仁王がすっくと立っており、存在感を誇示していた」

「中世ヨーロッパでは王侯貴族などが権威を誇示するために椅子のデザインが発達した」

「その自動車メーカーは、日本の機械工業の真価を問い、これを全世界に誇示するためにレースへの出場を決意した」

なお、「誇示的消費」とは、「自分がお金持ちであることを周囲に示すための消費」を表します。

「誇示」と「示威」の違いは?

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それでは、次は似た意味のある「示威」(読み方:「じい」または「しい」)との違いについて見ていきましょう。

まず、「示威」は「相手を圧倒する強い力や勢いを示すこと」を意味しており、以下のように用いることができます。

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