言葉の意味

「やるせない」の意味と語源・使い方・例文・「やりきれない」「いたたまれない」との違いは?現役記者がサクッとわかりやすく解説!

「やりきれない」の使い方は?「やるせない」との違いは?

それでは、次に「やりきれない」の使い方、また「やるせない」との違いについて見ていきましょう。

この語は、たとえば以下のように用いることができます。

「想定外の出来事があったため、期限までに仕事はやりきれないだろう」

「女一人では到底やりきれない仕事の量であった」

「毎日この暑さではやりきれない」

「息子を失ったことを思えば、やりきれない思いもあっただろう」

このように、「やりきれない」は「やり遂げられない」と「我慢できない」という全く異なる2つの意味を持っていますが、後者の意味と比べたとしても、「思いに行き場がなくせつない、つらい」を表す「やるせない」とは明確に意味が異なります

「いたたまれない」の使い方は?「やるせない」との違いは?

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それでは、次に「いたたまれない」の使い方、また「やるせない」との違いについて見ていきましょう。

この語は、たとえば以下のように用いることができます。

「彼の嫌味にいたたまれず席を立った」

「彼女の身なりはその場にそぐわない質素なもので、いたたまれない様子で顔を伏せていた」

「自分のせいで大人たちが喧嘩を始めたので、少女はいたたまれなく感じているようだった」

「向かいに座るカップルの熱愛ぶりに、僕はいたたまれず待合室を出た」

このように「いたたまれない」は、「何らかの理由でその場所にいることが耐えられないこと」を表し、「堪らない」という語を含むことから理解できるように「耐えられない、我慢できない」という意味を含みます。

そのため、「やりきれない」の意味とは近いですが、「心が晴れずにつらい気持ちでいること」を表す「やるせない」とは明確に意味が異なると理解できるでしょう。

\次のページで「「やるせない」は「やりきれない」「いたたまれない」とは全く意味が異なる」を解説!/

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