
「体裁」の意味と使い方・例文・「外聞」「体面」「世間体」との違いは?現役記者がサクッとわかりやすく解説!
「外聞」の使い方は?
「外聞」は、例えば以下のように用いることができます。
「経営陣の不正という外聞を憚る事態に、本社は慌ただしく動き出した」
「もしこのことが明らかになれば、それこそ恥も外聞もなくもっとずっと強硬な手段に訴えて出るだろう」
「彼女は見栄も外聞もなく、男の名を呼んで激しく泣きわめいた」
「恥も外聞もかなぐり捨てて土下座をして許しを許しを請うた」
「体面」の使い方は?
「体面」は、例えば以下のように用いることができます。
「たとえ一時的にせよ、理由もなく部活に参加しないというのは、体面上許されることではない」
「職業人として体面を保つため、人付き合いには気をつけている」
「上水道の衛生上の問題は、近代国家の体面にかかわる問題でもあると考えられた」
「僧侶というものは武士などよりはるかに序列と体面を重んじていた」
「世間体」の使い方は?
「世間体」は、例えば以下のように用いることができます。
「収入は二人暮らしで何とか世間体を繕っていける程度しかない」
「世間体があるからルポライターなんぞと名乗っているが、本当はプータローみたいなもんだ」
「婚約していた相手と破局を迎えるなど、世間体も悪いし、彼女のプライドも許さなかった」
「母親は世間体が気になって、私が会社を辞めたことを内緒にしていた」
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