
「対峙」の意味と使い方・例文・類義語・対義語は?現役のブロガーがサクッとわかりやすく解説!
「対峙」という言葉を見るとなんとなく意味が分かるので、ニュアンスだけで使ったことがあるという人が少なくないかもしれません。
そこで、ここでは「対峙」の意味、由来や使い方、対義語、類似語を例文を交えながら、半年で独立したプロブロガーの筆者が解説していきます。
「対峙」の意味とは?
「対峙」には、「(山などが)向かい合ってそびえ立つこと」「対立するもの同士がじっと向き合って動かずにいること、睨み合ったまま動かないでいること」という意味があります。
「対峙」の語源
ここで対峙の由来について見ていきましょう。
対峙を分けると、「対」と「峙」という2つの言葉で構成されていることが分かりますよね。
それぞれの意味を見てみると、「対」は「こたえる、向かい合う」、「峙」は「そびえ立つ、まっすぐ立つ」という意味を持っています。
この2つの言葉を組み合わせることで、「山などが向かい合って高く立っていること」や「対立する二者が向き合って動かないでいること、相手の動きを伺って手を出さずにいること」という意味を持った「対峙」が生まれたのです。
「対峙」の英語表現
次に、「対峙」を英語で表す場合の表現について見ていきましょう。
「対峙」の意味を英語で表した場合、「confront」や「face」と用いることができます。
ここで、「対峙」の英語表現を例文で見ていきましょう。
「彼は敵と対峙したが恐怖で動くことができなかった」:「He faced an enemy but couldn’t move with fear」
「戦力の消耗を避けるために直接対峙をするべきではない」:「It should not be confronted directly to avoid exhaustion of strength」
「対峙」の使い方と例文
次に、「対峙」を例文を使って見てみましょう。
たとえば以下のような使い方をすることができます。
「その映画の川を挟んで両軍が対峙するシーンを固唾を飲んで見守る」
「穂高連峰と対峙する位置にある霞沢岳は、穂高連峰の展望台として知られている」
「答案用紙と対峙したまま、かれこれ10分が経過した」
「彼女はすべてを悟ったかのような顔つきで彼と対峙していた」
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