言葉の意味

「紆余曲折」の意味と使い方・例文・「二転三転」「複雑多岐」との違いは?現役記者がサクッとわかりやすく解説!

「紆余曲折」の類義語は?

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それでは、次は「紆余曲折」と似た意味を持つ「二転三転」「複雑多岐」について見ていきましょう。

まず、これらの語には以下のような意味があります。

「二転三転」:態度・発言・計画などが何度も変わること

「複雑多岐」:物事が多方面に関わり、重なり混じって込み入っていること。事情などが入り組み多方面に関わり分かり難いさま

「二転三転」の使い方は?「紆余曲折」との違いは?

次に「二転三転」の使い方と「紆余曲折」との違いについて見ていきましょう。

「二転三転」は例えば、以下のように用いることができます。

「不明な点を電話窓口に問い合わせたが、毎回違う担当者が出て回答が二転三転するため、何度問い合わせても一向に問題が解決しない」

「この事故を巡っては、同社の経営陣の説明が二転三転したことから批判を受けた」

「同市は広島市との合併話が出ているが、二転三転して合併問題は膠着している」

このように、「二転三転」は単純に「発言・計画などが何度も変わること」を表すことに対して、「紆余曲折」は「物事が込み入っていて変化のあること、複雑な経過をたどっていること」を表すという違いがあります。

「複雑多岐」の使い方は?「紆余曲折」との違いは?

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次に「複雑多岐」の使い方と「紆余曲折」との違いについて見ていきましょう。

「複雑多岐」は例えば、以下のように用いることができます。

「日本文化の構成は実に複雑多岐で、中華文明やヨーロッパ文明等を受け入れながらも、ヨーロッパ諸国と比べると驚くべき同質性を古代から維持しています」

「戦艦大和が沈んだ海戦は複雑多岐で、事実に即してくまなく伝えることは容易ではない」

「歴史というものは複雑多岐なる人間交渉をめぐって展開される」

\次のページで「「紆余曲折」は「物事が込み入った経過をたどること」を意味し、結果どうなったかを述べる場合に用いる」を解説!/

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