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「質実剛健」の意味と使い方・例文・類似表現は?わかりやすく解説!

「質実剛健」(読み方:「しつじつごうけん」)は、人柄を表す意味があることから、たとえば「座右の銘や抱負として掲げている」、また「指針や人柄を表す言葉として就職・転職の自己PR文で用いる」などの使い方が多くされています。

とはいえ、具体的にこの言葉がどのようなことを表していて、面接などにおいてどのような人柄を表すことができるのか、ここでは、この言葉の基本的な意味と使い方の説明と、併せて類似した意味のある語について紹介していきます。

「質実剛健」の意味と使い方・例文・類似表現

それでは、以下に「質実剛健」の意味と使い方、また類似した表現について説明します。

「質実剛健」の意味

「質実剛健」は「質実」と「剛健」という言葉が組み合わさった語となっていますが、まず「質実」には「質朴で誠実なこと、飾り気がなく態度が真面目なこと」、「剛健」は「たくましく男性的なこと、心身が強くしっかりしていること」という意味があります。

そして、「質実剛健」とした場合には「飾り気がなく、真面目で、強くしっかりしていること(またその状態)」という意味になり、「質朴でありながら健全な心身のある様子」を表します。

なお、この言葉は有望な人物像として学校の校訓に掲げられていることも多く、褒め言葉として用いることができますが、上記のような意味から男性に対して用いることが多い語となります。

「質実剛健」の使い方・例文

この言葉は、たとえば以下のように用いることができます。

「その学校は質実剛健の精神を旨とした校訓としている」
「彼には今時の若者には珍しい質実剛健の気風がある」
「彼は質実剛健の気風がある爽やかな青年だ」
「質実剛健の精神を養う」
「現代では質実剛健な気風は昔のように尊重されるものではなくなっているようだ」

「質実剛健」の類似表現

では次に、「質実剛健」と似た意味のある言葉や類似した表現について見ていきます。

まず、「困難にあってもくじけない」「志を貫く」など、「剛健」と近いイメージのある強さを表す言葉には以下のようなものがあります。

「不撓不屈(ふとうふくつ)」:どんな困難にあってもひるまず、くじけないこと
「百折不撓(ひゃくせつふとう)」:何度くじけても志を曲げないこと
「不屈」:困難に負けず最後まで意思を貫くこと
「初志貫徹」:最初に決めた志を最後まで持ち続けること

また、「質実」と似た「飾り気がない」「誠実なさま」を表す語としては以下のようなものが挙げられます。

「質朴(しつぼく)」:飾り気がなく律儀なこと
「率直」:飾り気がなく正直なこと

たとえば面接などの場面で、社会人として持ち合わせていることが望ましい「実直な人柄」や「意思の強さ」「安定したしっかりとした心身」があることを表したい場合には、自身を表現する言葉として「質実剛健」以外にも上記のような語を用いると良いかもしれません。

「質実剛健」の意味を知って、正しく使いこなそう

以上、「質実剛健」の意味と使い方、類似表現についてまとめました。

この言葉は「飾り気がなく真面目で強くしっかりとしていること」を意味し、誰からも好感を持たれるような「気取らない真面目さ」や「健全な心身」を備えているということで、男性に対する褒め言葉として適しています。

そのため、もし就職・転職の面接などにおいて物事に対する誠実な姿勢や社会に貢献できる人物像を表したい場合には、人柄を表す言葉として活用する、もしくは座右の銘として掲げていることをうまく述べるようにすると良さそうです。

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