言葉の意味

「新天地」の意味や語源・英訳・使い方・「新任地」との違いは?現役ライターがサクッと解説!

「友人の新天地への旅立ちを祝う」
「新天地を求めて海外の就職先を探す」
「新天地で独立開業を果たす」
「心機一転して新天地で再起を図る」
「新天地で一から出直す」
「新天地での○○様のより一層のご活躍とご発展をお祈り申し上げます」
「新天地でのご活躍を心よりお祈りいたしております」

「新天地」とは「新しい場所や環境、これから切り開いていく世界」を表している言葉です。転職や転勤、引っ越しなどで環境が変わる人などに送る言葉として、用いられることが多いでしょう。しかし、この言葉は「前向き」なニュアンスが含まれている言葉であるため、例えば病気やトラブルを起こして転職や転勤をせざる負えない、または新しい職場が決まっていなかったりやむを得ない事情で退職せざる負えない場合などに用いるのは不適切です。

あくまで、抱負や希望をもった前向きな旅立ちを応援するような状況で用いるのが適切であるため、注意しましょう。

 

#5 「新天地」と「新任地」との違い

次に、「新天地」と似た使い方をする「新任地」という言葉との違いについて見ていきましょう。

まず、「新任地」には「任務のために居住する土地」という意味があり、「任務のために住む新しい地域」(つまり転勤による新しい勤務地や赴任先)を表している言葉です。そして、この言葉と「新天地」の使い方を比較すると以下のようになります。


「新任地」:「新任地に行かれましても、より一層手腕を発揮されご活躍なさることをお祈り申し上げます」(転勤後の部署においても手腕を発揮し、活躍することを祈っています)
「新天地」:「新天地においてもどうぞお体には気を付けて、ますますのご活躍を期待しております」(新しい場所や勤務地・職場などに移っても活躍することを期待しています)

つまり、「新任地」は新しい任務をするための場所を表しているため、ビジネスにおける転勤や転職など全般において用いることができる言葉です。しかし「新天地」は、前向きな転職や転勤、または引っ越しなど新しい活躍の場を表している言葉であるため、降格などのネガティブな転勤などにおいては用いられません。

言葉の意味をしっかりと理解し、相手に失礼のないよう状況に応じた使い分けをしましょう。

「新天地」を使いこなそう

以上、「新天地」の意味と使い方についてまとめました。

これは「新しい天地」という意味があり、「(新しい職場や場所といった)新しい活動の場」を表している言葉です。たとえば、これから前向きな転職や転勤などで環境が変わる相手へ、応援する気持ちを込めて「新天地でのご活躍をお祈り申し上げます」などと挨拶文に用いることができます。

また「新任地」もほとんど同じような形で用いますが、「新天地」とは微妙にニュアンスが異なるため、言葉の使い方をしっかり理解して、相手に失礼のないよう状況に応じた使い分けをするようにしましょう。

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