言葉の意味

「携わる」の意味や英訳・使い方・類義語まとめ

「携わる」という言葉は、「営業に携わる」「~の活動に携わる」などの形で用いられています。

この言葉は、普段の日常生活の中ではあまり口にすることはないですが、ビジネスシーンにおいては頻繁に用いられる言葉です。主に人が就いている仕事などについて説明する場面で用いられますが、具体的にはこの言葉がどのようなことを表すのか、もしくは近い意味のある「関わる」「従事する」といった言葉とはどのような違いがあるのか、中には疑問を抱くことがあるかもしれません。

そこで、ここでは「携わる」の基本的な意味や英訳・使い方・類義語などについて、「誰にでも分かる言葉で伝える」を心掛ける現役ライターが分かりやすく解説していきます。


「携わる」の意味や英訳・使い方まとめ

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それでは、以下に「携わる」の意味や英訳、使い方について説明します。

#1 「携わる」の意味は?

まず、「携わる」の意味を見ていきましょう。「携わる」の意味は以下のようになります。

ある物事に(特に仕事として)関係する。かかわる。従事する。

出典:明鏡国語辞典「携わる」

つまり、「ある物事に関係する、仕事として関係する、勤める」ことを表す言葉です。

「携わる」の「携」という漢字には、「物事に関係する」の他にも「手を取り合う」という意味があります。そのため、ただ関係しているというわけではなく、手を取り合うほどの適度な関係性の強さを表している場合に用いられる言葉です。漢字の意味を知ると、言葉の意味をよりしっかりとイメージできますね。

#2 「携わる」の英訳は?

次に、「携わる」を英語でどのように表現するのか見てみましょう。

●concern oneself with~

「concern」は「関係している」という意味の単語のため、「concern oneself with~」で「~に関係している、携わる」という意味になります。

#3 「携わる」の使い方・例文

次に、「携わる」の使い方を例文を使って見ていきましょう。この言葉は、自身が従事している仕事について述べる場面などにおいて、たとえば以下のように用いることができます。

「これまではずっと教育に携わって参りました」
「ボランティア活動に携わってきたことで、ただ日常生活を送っているだけでは得ることができない貴重な経験をすることができた」
「私は将来、病気や医療に携わる仕事に就きたい」
「畑違いではあるが、ゆくゆくは出版に携わりたいと思っている」
「学生時代より趣味として陶芸に携わっています」

\次のページで「志望動機に「携わる」を用いる場合」を解説!/

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