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「進捗」の意味と使い方・例文・「達成」「進展」「発展」との違いは?現役記者がサクッと解説!

「発展」の使い方は?「進捗」との違いは?

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それでは、次に「発展」の使い方と「進捗」との違いについて見ていきましょう。

この語は、例えば以下のように用いることができます。

「工業化とそれに基づく経済発展が、日本国民の生活状況を改善した」

「農村からの移住者が都市部の単純労働者として中国の経済発展に寄与することになった」

「欧米の自転車タクシーは発展途上国では見られない高性能なもので、油圧式ディスクブレーキ、軽量なガラス繊維のボディ、電動アシストなどが使われている」

「綿産業の発展を主軸にした産業構造の変革を産業革命という」

「発展」も「進展」と同様、より進んだ段階に移行するような場面で用いられますが、その方向は勢いがより伸び広がっていく方向に限られます

「進捗する」は「物事が順調に進む」、「進捗状況」は「物事の進行の度合い」を表す

以上、「進捗」の意味と使い方、「達成」「進展」「発展」との違いについてまとめました。

この言葉は「物事が捗ること」を表し、「(作業などが)順調に進んでいること」を表す「進捗する」という形や「物事の進み具合」を表す「進捗状況」といった形で用いることができるでしょう。

また、「物事を成し遂げること」を意味する「達成」は、目的や目標をやり遂げたことについて述べる場合に用いられ、「進捗」とは明確に意味が異なります

「進展」「発展」といった語も近いニュアンスがありますが、「進展」は「新しい局面や段階に進むこと」、「発展」は「物事がより進んだ段階に移行すること」を表し、「進展」が悪い方向に進む場合にも用いられる一方、「発展」はより進んだ段階や勢いがより伸び広がっていく方向に進む場面で使うことができるでしょう。

「進捗」「進展」「発展」は、「経過が進むこと」「物事が新しい段階に移行すること」「より進んだ段階に移ること」といったようにそれぞれ異なることを表しているため、違った場面で使い分けることができます。

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