「踏襲」の意味と使い方・例文・類義語・対義語は?現役のブロガーがサクッとわかりやすく解説!
この言葉は「やり方を変えずにそのまま受け継ぐ」という意味で用いられ、ビジネス上で一度は聞いたことがあるという方は少なからずいらっしゃるのではないでしょうか。
しかし、聞いたことがあるという人も具体的にどのような意味があるのか、また近い意味のある「継承」「世襲」という語とどのような違いがあるのか疑問に思う方もいるのかもしれません。
そこで、ここでは「踏襲」の意味、由来や使い方、対義語、類似語を例文を交えながら、半年で独立したプロブロガーの筆者が解説していきます。
「踏襲」の意味とは?
「踏襲」:それまでのしきたりややり方を変えずにそのまま受け継ぐこと。
つまり、前人(=以前の人、過去の人、昔の人、先輩など)のやり方などをそのまま受け継ぐことを表しています。
「踏襲」の語源
踏襲を分けると、「踏」と「襲」という2つの言葉で構成されていることが分かりますよね。
それぞれの意味を見てみると、「踏」は「足踏みをする、踏みつける、重なり合うこと」、「襲」は「あとを受け継ぐ」という意味を持っています。
この2つの言葉を組み合わせることで、生まれたのが「踏襲」。
つまり、この言葉の語源と言えるものなのです。
「踏襲」の英語表現
次に、「踏襲」を英語で表す場合の表現について見ていきましょう。
「踏襲」の意味を英語で表した場合、「follow」と用いることができます。
ここで、「踏襲」の英語表現を例文で見ていきましょう。
「伝統的な工芸品は昔ながらの作り方を踏襲している」:「Traditional crafts follow the traditional way of making」
「これまでのやり方を踏襲していると、いずれは廃れていってしまうだろう」:「If you follow the old way, it will go away eventually」
「踏襲」の使い方と例文
次に、「踏襲」を例文を使って見てみましょう。
たとえば以下のような使い方をすることができます。
「その土地の古くからの習慣を踏襲する」
「それについては現行の方式を踏襲することとする」
「前任者の方針を踏襲する」
「祝典は先例を踏襲する形で行われた」
「昔からの伝統的な製法を踏襲する」
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