
「漠然」の意味と使い方・例文・類義語・対義語は?現役のブロガーがサクッとわかりやすく解説!
「漠然」の類義語1:曖昧
「曖昧」:物事がはっきりしないさま、紛らわしく確かでないさま、あやふや、不明瞭なこと。
この言葉は、実態をはっきりとさせないようにするためにわざと対象がどういうものかを掴み得ないようにする様子も表します。
「どんなに些細なことでも曖昧な状態で結論を出すことは良いことではない」
「気づかれたくないことでもあるのか彼は曖昧な態度でごまかしていた」
「契約内容について記載されていたが曖昧な内容が多く信用することができなった」
「漠然」の類義語2:抽象的
「抽象的」:物事の共通した特徴を取り出して一般化して把握すること。
「作業するように言われたが抽象的過ぎて何をすれば良いか分からない」
「彼の説明は抽象的すぎるため、多くの人が理解できていないようだ」
「今回の試験は自然を描写することだったが、何を描くかで悩んでしまった」
「漠然」「曖昧」「抽象的」の3つの語における違い
では「漠然」と類義語を比較して違いをおさらいしましょう。
「曖昧な答え」:「その書類ならもう提出しました。先週か、もしくは先々週あたりだったかと思いますが、担当の人に直接渡したと思います」(言っている内容が明瞭でなく頼りない)
「抽象的な答え」:「今度の週末には空気が良く涼しいところに行きたいと思っている」(「空気が良く涼しい」とその場所の特徴となる部分を取り出して一般化して表している)
「漠然とした答え」:「以前は教育関係の仕事をしていました。やり甲斐のある仕事でけっこう長く勤めていたのですが、残業も多く体調を崩して退職しました」(言っている内容にまとまりがなく掴みどころがない)
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