「執着」の意味と使い方・例文・類義語・「依存」「未練」との違いは?現役ライターがサクッとわかりやすく解説
かたくなで、なかなか自分の態度や考えを改めようとしないこと。また、そのさま。
取りついて容易に離れようとしないこと。また、そのさま。
出典:小学館「頑固」
「頑固」とは「人の意見を聞こうとせず、かたくなに自分の考えなどを守ること」を表す言葉で、次のように使います。
「あの職人は頑固で扱いにくいが、腕は確かだ」
「一緒に暮らそうと言うのに、頑固な母はなかなか聞き入れない」
「執着」の対義語
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「執着」の反対の意味を持つ言葉、「断念」「無頓着」などです。
「断念」は「きっぱりあきらめること」を意味し、「試合出場を断念する」のように使います。
「無頓着」は「ものごとにこだわらないこと」を意味し、「着るものには無頓着だ」といった使い方をする言葉です。
「執着」の英語表現
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「執着」の英語訳は、「付着」「粘着」の意味を持つ「adhesion」になります。
「~に執着する」という表現をしたい場合には、「be attached to~」や「cling to~」を使うと良いでしょう。
「be attached to something」「cling to something」で「ものごとに執着する」となります。
「執着」の意味を正確に理解しておこう
以上、「執着」の意味と使い方についてまとめました。
この言葉は、「人や地位、金銭など何らかの物事に対して深くとらわれてそこから離れないこと」をいいます。
同じように強くこだわることを表す言葉や、「未練」「依存」といった似たような意味の言葉もいくつかありますが、いずれも使い方やニュアンスには違いがあるため、それぞれの正確な意味を理解して使い分けるようにしましょう。