「執着」の意味と使い方・例文・類義語・「依存」「未練」との違いは?現役ライターがサクッとわかりやすく解説
「執心」は、「ある物事に心を引かれそれにこだわること」「人に強く思いをかけること」の意味を持つ言葉です。
「執着」が「既に手に入れたものを手放さないようにする」というときでも使えるのに対して、「執心」は「まだ自分のものになっていないもの」についてしか使えないという違いがあります。
「執心」を使った例文は、次の通りです。
「あの男は金もうけに執心している」
「君、ずいぶん彼女にご執心のようだね」
深く気にかけてこだわること。執着すること。
出典:小学館「頓着」
「頓着」は「とんじゃく」とも読み、「深く心にかけること」を表す言葉で、次のような使い方をします。
「彼女は裕福だからか、お金にあまり頓着しないようだ」
「結婚相手の身長に頓着する気はまったくない」
他のものにしっかりくっつくこと。
出典:小学館「固着」
「固着」とは「他のものにかたくくっつくこと」を表し、次のような使い方をします。
「アクリル絵具は、固着剤にアクリル樹脂を用いた絵具だ」
「家具転倒防止用品で家具を固着させないといけない」
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