言葉の意味

「冗長」の意味と使い方・例文・同義語・反対語は?現役ライターがサクッと解説

「冗長」(読み方:「じょうちょう」)という言葉は、「冗長になる」「冗長に過ぎる」などの形でよく用いられています。

とはいえ、この言葉が具体的にどのようなことを表しているのか、正確に理解できている方は少ないかもしれません。

そこで、ここでは「冗長」の基本的な意味と使い方、また同義語・反対語などについて、翻訳経験のある現役ライターの筆者が説明していきます。

「冗長」の意味と使い方・同義語・反対語

image by iStockphoto

それでは、「冗長」の意味と使い方、また同義語や反対語などについて説明していきましょう。

「冗長」の意味は?

image by iStockphoto

「冗長」には、「文章・話などが不必要に長くて無駄が多いこと」という意味があります。

つまり、その文章や話の中に同じことが何度も繰り返されているなど無駄な部分が多く、いかにもだらだらと長い状態であることを表す言葉です。

 

「冗長」という漢字の構造を見てみましょう。

「冗」には「無駄、不必要、煩わしいこと、くだくだしいこと、余計なこと、無駄が多くてまとまりがないこと」といった意味があります。

これに、「長いこと」を表す「長」を組み合わせて成り立っているのが「冗長」というわけです。

IT用語としての「冗長」とは

image by iStockphoto

ネットワークなどのコンピュータシステムの世界においては、「冗長」は悪い意味で使われておらず、予備の装置や処理系統などを指す言葉です。

「冗長化」とは、システムの一部に何らかの障害が発生した場合に備えて、あらかじめ同じ機能を持つ要素を複数用意しておき、バックアップさせておくことをいいます。

そうすることで、障害発生後でもシステム全体が停止することなく、通常通りの運用を継続させることができ、安全性が確保されるのです。このような行動を「冗長性を持たせる」といいます。

病院でも、予期せぬ災害などで停電が起こることを想定して、電力喪失を防ぐために非常用の発電機が用意されているというのは、聞いたことがあるのではないでしょうか。

「冗長」の使い方・例文

image by iStockphoto

「冗長」は、「冗長な~」「冗長表現」などの形で表現されます。

「冗長表現」とは、「無駄に長く、言いたいことが伝わりづらい表現」のことです。

「冗長」を使って、次のような例文が可能になります。

「結論が出ないまま打ち合わせの話が冗長に流れる」
「文章の表現が冗長に過ぎると指摘を受ける」
「ビジネスメールは簡潔であることを基本として、冗長にならないように注意してください」
「手紙の文章が冗長になり何度も書き直す」
「彼の書く文章は冗長になるきらいがある」
「最近の若いビジネスマンは説明が冗長だ」

「冗長」の同義語

image by iStockphoto

では、「冗長」と類似した言葉について、いくつか紹介していきます。

次のページを読む
1 2 3
Share: