「デフォルト」の意味と使い方・例文は?小説作家である筆者がサクッとわかりやすく解説!
普段からよく使用される言葉なので、ニュアンスだけで用いている人も少なからずいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで、ここではこの言葉がどのようなことを表していてどのように用いる語なのか、学生時代から小説をたくさん書き、現在もライターとして活動している筆者が「デフォルト」の意味と使い方を例文を交えて説明していきます。
このようにデフォルトは「責任を否定する」、「責任を果たさない」、「義務を果たさない」、「不参加、棄権」という様々な意味を持っています。
現在では金融用語、IT・コンピューター用語、ビジネスシーン、スポーツ・競技、日常などでも広く用いられ、「債務不履行(さいむふりこう)」「初期設定」「欠場する」。このような意味を持っているため、場面ごとに適切に使用することが大切です。
金融用語における「デフォルト」の意味と例文
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金融用語では、対外債務の元本や利息の支払いが不能となった状態のことを債務不履行(さいむふりこう)といい、これを「デフォルト」に置き換えて使用します。
これは英語「default」をそのまま使用する使い方です。
※債務不履行:債務(さいむ)を期日までに返済できないこと。
ここで、金融用語で使用されるデフォルトの例文を見てみましょう。
「〇〇国のデフォルト宣言によって、国内外は大混乱に陥すことができる。」
「金融情勢の変化などでデフォルトが起こることがある。」
IT用語・コンピューター用語における「デフォルト」の意味と例文
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コンピューターであらかじめ標準として設定されている出荷時の数値、初期値、既定値のこと。
つまり、パソコンなどの家電製品を稼働する前の時点でもともと設定されている値のことを示しています。
なお、英語でも同様の意味で「default setting」(デフォルトの設定)、「factory defaults」(工場出荷状態)のように用いられ、現在ではインターネット上から一般化した用語になっている場合も存在していますよ。
ここで、IT用語・コンピューター用語で使用されるデフォルトの例文を見てみましょう。
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