「概要」の意味と使い方・例文・類義語・対義語は?現役のブロガーがサクッとわかりやすく解説!
上記のことを踏まえて、「概要」との使い方を比較すると以下のようになります。
「要約」:「本の内容を要約する」(筆者の言いたいことなどのその本の中での重要な部分を短い文量でまとめる)
「概要」:「本の概要を書く」(内容の大まかなあらすじ、刊行に関する情報、本の要点となることなどを大雑把にまとめる)
「概要」は単にその物事の内容やそれに関する情報を大まかにまとめ、それによっておおまかな全体像が簡単に把握できるようなものであることに対して、「要約」は全体の中でも大切な部分、重要となる部分についてのみを短くまとめたものであるといったニュアンスの違いがあります。
「概要」の対義語:詳細
「詳細」:細かいところまで詳しいこと。
「書類を提出したが、さらに詳細な内容を上司に記載するように指示を受けた」
「実験の詳細なデータについては、別紙に記載しておりますのでそちらをご覧ください」
「彼女は会議の内容を詳細に記載しようとしているが、進行スピードに追いついていないようだ」
「概要」を上手く使いこなそう
以上、「概要」の意味と使い方についてまとめました。
この言葉は、「ある物事の大まかななりゆき」といった意味があり、何かの物事についての全体像を簡単に理解できるようにまとめたものを表します。
それに対して「要約」は「物事の大切な部分」を意味し、物事の重要なところを簡潔にまとめたものを表す言葉です。
これらの言葉は具体的に意味を捉えにくいところがあるかもしれませんが、両者の使い方を比較してみると、それぞれどのようなものを表しているのかが理解しやすくなるため、その点を意識して使い分けていくと良いのではないでしょうか。
「概要」の意味とは?
「概要」:あらまし、おおよそ、概略、大略、物事の大事な点をかいつまんでまとめた要点のこと。
たとえば、物事における主要な部分や大まかななりゆき・いきさつなどを文章で書き表す時や言い表す時に用いることができます。
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