「見解」の意味と使い方・例文・「意見」「見方」との違いは?現役ライターがサクッとわかりやすく解説
ある立場からの考え方。見解。
出典:明鏡国語辞典(発行所 株式会社大修館書店)「見方」②
そして、これらの語と「見解」の使い方を比較すると、以下のようになります。
「意見」:「近く高層マンションの建設が始まることについて、近隣の住民からは『日当たりが悪くなるから止めてほしい』という意見が多数集まっている」(≒「近く高層マンションの建設が始まることについて、近隣の住民からは『日当たりが悪くなるから止めてほしい』という声が多数集まっている」)
「見方」:「近年の大河ドラマについて、『ストーリーに捏造やご都合主義が散見し面白くない』という人がいる反面、歴史に詳しくない若年層は『歴史を知らなくてもドラマとして楽しめる』という見方をする人が多いようだ」(≒「近年の大河ドラマについて、『ストーリーに捏造やご都合主義が散見しつまらない』という人がいる反面、歴史に詳しくない若年層は『歴史を知らなくてもドラマとして楽しめる』という考え方をする人が多いようだ」)
「見解」:「近年受動喫煙防止対策が強化されているが、その健康的な被害について、タバコ会社では次のような見解を打ち出した」(≒「近年受動喫煙防止対策が強化されているが、タバコ会社では、その健康的な被害に対する同社の考え方を次のように示した」)
つまり、
「意見」は「ある物事に対しての考え、考えた結論や判断」(主に個人的なことについていう時に使う)をいい、
「見方」は「ある立場から物事を見た時の考え方」、
「見解」は「ある物事に対する考え方」(特に社会全体の問題に関することについていう時に使う)
を表すという違いがあります。
物事を明らかにするために、よく調べて考えをめぐらすこと。
出典:小学館「考察」
「考察」の「考」は「思いめぐらす」「調べる」、「察」は「詳しく調べる」「明らかにする」という意味を持つ漢字です。「考察」で、「物事を明らかにするために、調べて考えること」を意味します。
「見解」が「考え方」であるのに対して、「考察」は「考えること」というのが異なる点です。
「~について考察する」「考察を加える」「時代考察」のような使い方をします。
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