
「天真爛漫」の意味と使い方・例文・類義語は?現役ライターがサクッとわかりやすく解説
「天衣無縫」

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「天衣無縫(てんいむほう)」とは、「飾り気がなく無邪気な性格であること」を意味する言葉です。
もともとは、天女の衣服には縫い目がないということから、詩や文章などにわざとらしさがなく自然で美しいことを表す言葉でした。
「天衣無縫の性格」「天衣無縫に振る舞う」という形で、「天真爛漫」と同じように用いることができます。
「無邪気」

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「無邪気(むじゃき)」は邪気がない、つまり「素直で偽りやたくらみがないこと」を表す言葉です。
「無邪気な言動」というように使いますが、主に子どもに対して使う表現で、大人に対しては嘲笑するようなニュアンスが含まれる場合があります。
「純真無垢」

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「純真無垢(じゅんしんむく)」は、「心が清らかでけがれを知らず、邪心がないこと」を表します。「純真無垢な彼女は、人を疑うことを知らない」のような使い方をする言葉です。
普段の生活では基本的には褒め言葉として使われますが、ビジネスシーンではかえって悪い意味に捉えられる恐れがありますので、注意しましょう。
「大らか」

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「大らか(おおらか)」とは、「細かいことにとらわれず、ゆったりとしている」ことを意味する言葉で、「あの人は大らかな性格だ」というように、人柄について使います。
「屈託ない」

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「屈託(くったく)」とは、「心配なことがあって、くよくよしているさま」を表す言葉です。
「屈託ない(くったくない)」で、「心配や気がかりがなく、さっぱりしていること」という意味になり、「屈託ない笑顔」のように使います。
「明朗快活・明朗闊達」

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「明朗(めいろう)」は「明るくほがらかなこと」、「快活(かいかつ)」は「きびきびしていて元気なこと」を表す言葉です。
「明朗快活」で、「くよくよせずに明るく元気なこと」を表し、「彼女は明朗快活な高校生で、クラスのみんなから好かれている」のように使います。
似たような表現に「明朗闊達」がありますが、「闊達(かったつ)」は「心が大きく、小さなことにこだわらないこと」を意味する言葉です。
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