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「一朝一夕」の意味や語源・英訳・使い方・類似表現は?現役ライターがサクッと解説!

「一朝一夕」(読み方:「いっちょういっせき」)は比較的よく知られている四字熟語の一つです。

この言葉は「一朝」や「一晩」を表していますが、具体的にどのようなことを表しているのか、またどのような使い方をすることができるのか、中には疑問をに思う場合があるかもしれません。

そこで、ここでは「一朝一夕」の意味や語源・英訳・使い方、また類似した意味のある他の表現について「誰にでも分かる言葉で伝える」を心掛ける現役ライターが分かりやすく解説していきます。

「一朝一夕」の意味や語源・英訳・使い方まとめ

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それでは、以下に「一朝一夕」の意味や語源、英訳、使い方について説明します。

#1 「一朝一夕」の意味は?

まず、「一朝一夕」の意味について見てみましょう。この言葉は、以下のように用いることができます。

(「一日か一晩か」の意から)期間が短くて速いこと。わずかの時間。ほんの少しの間。多く打消を伴う表現となる。

出典:精選版 日本国語大辞典「一朝一夕」

 「一朝一夕」は文字通り、「ひと朝かひと晩か」つまり「ほんの少しの間、わずかな時日(じじつ)」を表しており、「(何かをするための)短い時間」を意味する言葉です。

ちなみに、「時日」とは「日にちと時間、何日かの期間、日数」「予定された日と時刻、日取り、期日」という意味があり、「何かをするために費やす時間」や「予定として決まっている日時」を表す言葉となります。そして、「わずかな時日」というと前者の意味で「(何かをするために費やす)わずかな時間」を意味する言葉です。

#2 「一朝一夕」の語源・由来は?

次に、「一朝一夕」の語源について見てみましょう。この言葉は、『易経』という中国の書物に由来したものです。この書物の中で、以下のような一文が出てきます。

臣(しん)にしてその君を弑(しい)し、子にしてその父を弑(しい)するは、一朝一夕の故(こと)にあらず。

出典:易経

「臣」は「家来」、「君」は「君主」、「弑する」は「殺害する」、「故」は「理由」を表している言葉です。そのため上記の文は、「家来が君主を殺害したり、子供が親を殺害したりするのは短い期間で起こることではない」と訳すことができます。つまり、「そのような出来事は短期間で起こるはずはなく、長年の積み重ねで起こるようなことである」ということを意味しているのです。

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