言葉の意味

6月に送る手紙の挨拶文や結びの言葉に用いる言葉5つの意味と使い方は?文学部卒ライターがサクッとわかりやすく解説!

長雨(ながあめ)

「長雨」には、「幾日にもわたって降り続く雨」といった意味があります。
梅雨の時期は、何実際に日も雨が降り続くこともまれではありません。

梅雨は同時に長雨とも言えますが、長雨という言葉からは雨の降る日が続くことに対する鬱陶しさがより強く伝わってきます。

長雨時は外出も負担になりますし、家干しされた洗濯物の湿気に閉口することもありがちです。時候の挨拶や結びの言葉に使うときは、同じ気分を共有するだろう相手に共感の意を伝えるようにしましょう。

手紙の挨拶文や結びの言葉において、以下のように使用することができます。

「長雨の候、貴社ますますご清栄のこととお慶び申し上げます」

「長雨の肌寒い日が続きますが、風邪など召されませぬようお気を付けください」

「長雨の折から気も滅入るような今日このごろですが、その後いかがお過ごしでしょうか」

「長雨の今日この頃、ご機嫌いかがでお過ごしでしょうか」

薄暑(はくしょ)

image by iStockphoto

「薄暑」は、「初夏の頃わずかに感じる暑さ」「やや汗ばむ程度の暑さ」を表します。
梅雨入り前の初夏といわれる頃には、服装も軽やかになり、爽やかな日が多い時季です。

この時季、急ぎ足で歩いたりすると額が汗ばむことがあります。「薄暑」は、わずかに感じる暑さのことですので、私たちが感じる季節の感覚。

この季節の感覚を表わした「薄暑」という言葉が一般的に使われるようになったのは意外にも新しく、大正時代からだそうです。

手紙の挨拶文や結びの言葉において、以下のように使用することができます。

「薄暑の候、ますますご健勝にてご活躍のことと拝察いたします」

「薄暑のみぎり、お変わりなくお過ごしでしょうか」

「薄暑の候、皆様にはますますご清祥のこととお慶び申し上げます」

「薄暑の候、木々の色づきも深さを増してきましたが、いかがお過ごしでしょうか」

6月の複雑な季節感を理解して使おう

以上、6月に送る手紙の挨拶文などに使用する季語の意味や使い方をご紹介しました。

この時期には梅雨の雨が続く鬱陶しさや肌寒さが感じられます。

しかし、夏本番を迎える手前の過ごしやすさや本格的な夏を控えた期待感などで季節感を表すことができるのです。時期によって、上記のような言葉をうまく使い分けていくと良いと思います。

1 2
Share:

Leave a reply