「以心伝心」の意味と使い方・例文・類義語・対義語は?現役のブロガーがサクッとわかりやすく解説!
「以心伝心」の類義語1:一心同体
「一心同体」:複数の人間が心も体も一つになるほど強く結びつくこと。
一心同体は同じ目標に向かって努力している、またはともに何かを成し遂げようとしているときに使用されることが適している言葉です。
「部員たちが一心同体となって行動したので、今年は全国大会を優勝することができた」
「最高の成績を達成するために、社員が一心同体となって働いた」
「勝利のために、チーム全員が一心同体となって頑張っている」
「この二人が一心同体であれば、何が起きても負けることはない」
「以心伝心」の類義語2:拈華微笑
「拈華微笑」:言葉を発さずとも相手の気持ちや思いが分かること、心と心が通じ合っていること。
拈華微笑は故事に由来するもので「言葉を用いず心から心に伝わること」を表しており、以心伝心の例えとされている言葉です。
「苦楽を長年共にしてきた家族は、今では拈華微笑の関係になっている」
「師匠は言葉や文章ではなく、弟子への教えを拈華微笑で伝えることを何よりも大切にしている」
「僕と彼女は拈華微笑で通じ合っているといえる仲だ」
「以心伝心」の類義語3:教外別伝
教外別伝(きょうげべつでん):悟りは言葉や文字で伝えられるものではなく、直接心から心へと伝えるものであるということ。
仕事や趣味で、技術を見て覚えるということが一度でもなかったでしょうか?そのような直接的な体験させることで、師から弟子へと伝えたい事を「伝える」というときに使用する言葉です。
「師匠からの贈り物である奥義の書は白紙だったが、教外別伝としてすでに奥義は受け継がれていることを弟子は気がついた」
「教外別伝、華道には文字や言葉で伝えることができない奥深さがあるのです」
「教外別伝、師匠の背中が悟りとは何か、ということを自分に語り掛けてくれているように感じた」
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