言葉の意味

5月に送る手紙の挨拶文や結びの言葉に用いる言葉5つ意味と使い方は?現役ライターがサクッとわかりやすく解説

春から初夏へと向かう5月は、さわやかな時期ですね。ゴールデンウィークもありますから、お出かけの計画を立てて楽しみな方も多いのではないでしょうか。

そこで今回の記事では、5月に送る手紙の挨拶文などに使用する主な言葉5つ(立夏・若葉・薫風・新緑・緑樹)の意味と使い方(使用例)を、翻訳経験のある現役ライターの筆者が説明していきましょう。

5月 手紙の挨拶文や結びの言葉に用いる言葉 意味と使い方

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それでは、ここから手紙の挨拶などに使用される代表的な言葉を5つ挙げて、意味や使用例を紹介していきましょう。

#1 立夏

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「立夏」は二十四節気の一つで、「暦の上で夏の季節に入る日、夏が始まる日」を指す言葉です。具体的には新暦の5月5日から6日頃にあたり、この日から次の節気である小満(しょうまん)前日までの期間のことも言います。

「立」という字には「始まる」の意味がありますから、夏が始まることを表しているのですね。

6月を表す「初夏」とは違い、立夏の頃はまだ夏の強い日差しを感じる時季ではありません。

後に「候、みぎり」と続けて、5月上旬の挨拶文などにおいて以下のように使用することが可能です。

「立夏の候、貴社ますますご発展のこととお慶び申し上げます」
「立夏のみぎり、皆さまにはご健勝にてお過ごしのこととお慶び申し上げます」
「立夏を過ぎ暦の上では夏となりましたが、その後いかがお過ごしでしょうか」

立夏についてもっと詳しく

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二十四節気をさらに約5日ずつ分けて、気象の動きや動植物の変化を表したものが、七十二候(しちじゅうにこう)です。

この七十二候によると、立夏は初候(しょこう)・次候(じこう)・末候(まっこう)の3つに分けられ、次のような季節だと言われています。

・初候は5月5日から9日頃にあたり、蛙が初めて鳴く時季

・次候は5月10日から14日頃で、ミミズが地中から這い出てくる時季

・末候は5月15日から20日頃で、たけのこ(真竹)が生えてくる時季

昔の人は、このようにして季節を感じていたのですね。

#2 若葉

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「若葉」には、「生え出て間もない草木の葉」「草木の新しい葉が生え出ること」といった意味を持つ言葉です。

主に落葉樹のやわらかくみずみずしい新葉のことを指します。若葉からの木漏れ日や雨上がりの若葉など、気持ちが明るくなるような美しさですね。

「若葉」を使って、次のような文章を作ることができます。

「若葉の候、貴社ますますご清栄のこととお慶び申し上げます」
「若葉のみぎり、皆様におかれましてはお元気でご活躍のこととお慶び申し上げます」
「若葉の萌え出す爽やかな季節となりましたが、皆様にはお変わりありませんでしょうか」
「若葉の緑が目に眩しいこの季節、いかがお過ごしですか?」

#3 薫風(くんぷう)

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「薫風」とは、「初夏」「南風」「温和な風」「若葉の香りを漂わす爽やかな初夏の風」という意味の言葉です。「風薫る(かぜかおる)」とも言います。

使うのに適した時期は、5月の上旬から5月末まで。5月に入ったばかりの頃は、相手先の気候によってはまだ肌寒い時期でもありますから、その場合には「晩春の候」「新緑の候」など柔軟に使い分けましょう。

「薫風」を使った例文は、次の通りです。

\次のページで「新緑」を解説!/

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